国分寺駅

　今は北口が駅前再開発の真っ最中ですが、既に南北を結ぶ構内通路が出来て昔とは様変わりに便利になっています。駅構内を抜けられなかった頃は花沢橋を渡るか東側のガードを潜るしか南北の行き来は出来ませんでした。南口のバス乗り場に行くには第一小学校の校庭を対角線に通り抜けていたので今思えば随分不便でした。

昔は０番線に西部多摩湖線、１番線西武国分寺線、２番線中央線上り、３番線中央線下り（同じホームで階段も狭かったので朝は通勤通学客で満杯でした）、４番線（だったかな？）東京競馬場行の国鉄下河原線があって、多摩川に釣りに行くのにいつも利用してました。北府中、東京競馬場前の２駅で子供料金が５円だったと思います。今では武蔵野線になってしまいましたが、昔あった鉄道学園（今は都立国分寺公園になっている）の外れ辺りからカーブして北府中に行っていたと思います。府中街道を横切っていたはずですが、今では跡も解らなくなってます。鉄道学園と言えば当初の新幹線の実験をしていたと聞いたことがあります。中に広いグランドとトラックがあって一度利用させてもらったことがありました。

国分寺駅が新しくなった時にやっと中央線が１番線になって面目を保ってます。

西武国分寺線のホームは昔とほぼ同じ位置で改札の正面になってました。改札が駅周辺からはぐっと下がっていたため雨の日は水溜りが池のようになってました。

西武国分寺線は日立中央研究所の外側に沿って大きくカーブしていますが、線路を渡って三角山に行ってました。今のように道も整備されておらず大人も子供も線路際を歩いて踏切もない線路を勝手に渡ってました。今でもその名残が三角山のスロープに続いて多少残っています。見る度に懐かしく思います。三角山から東福寺にかけてはまだ住宅は少なく水場があちこちにあってザリガニも沢山いました。線路際も含めて子供の遊び場でした。