第一小学校

　国分寺駅の南口から西へ徒歩２分の好立地にありました。サマー整体院からも花沢橋を渡って裏門まで徒歩２分の位置、校庭も広く木造２階建ての校舎が北側の本館、西側、南側の一部にありました。本館と西側は今思ってもものすごく古い建物で、よく屋根裏から蝙蝠が出てきてみんなで大騒ぎしながら追いかけたものです。本館の入り口前に「二宮金次郎の石像」がありました。どういう人なのかはみんな知ってました。

当時は各クラスに野球チームがあって土曜の午後と日曜はたいていクラス対抗の試合をしていました。６年になって合同チームを作り小金井市の大会に出て準優勝しました。当時は小金井市に幼年パールズという強いチームがあってなかなか勝てませんでした。まだサッカーは全く知られておらず東京オリンピックでもサッカーの話題はありませんでした。オリンピックで記憶しているのは柔道のヘーシンク、女子バレーの東洋の魔女、鬼の大松、リスカル、マラソンンの円谷とアベベ、重量挙げの三宅、水泳のショランダー、陸上のロバート・ヘイズ、体操ニッポン、チャスラフスカあたりです。聖火の最終ランナーが「サカイ」という名前だったと記憶してます。聖火が国分寺を通るというので学校中で紙で作った日の丸の小旗をもって応援に行ったのを覚えています。どこを走ったのかは解りませんがうす曇りの雨上がりだったように思います。市役所の方だったような気もします。男子ランナーが聖火をもって後ろから何人かが一緒に走ってました。

　６年の時に第7小学校ができて１小と３小から該当地域の子供が７小に移りました。新しい校舎が２中の敷地にできたのは３学期からで、２学期までは１小の南側の校舎にいました。６年の１組２組は３小、３組が１小で１、２組は３０人ぐらいで３組は４０人以上いました。４階の東の端の教室でした。同じ校舎にいたのは短い間だったのであまり仲良くした記憶はありません。むしろ東元町の１小に行って遊んでいました。当時はまだ東元町ではなく「本村（ほんむら）」だったかもしれません。６年生だったので１期生です。国分寺のお寺で古いハスの実が発掘された記念に校章にハスの実がデザインされていると聞いた記憶があります。「白い校舎は日に映えて・・・」しか校歌を覚えていませんが、新しくできた７小ももうすぐ開校５０周年です。